半月板の損傷には手術が一番です
当ブログは私自身が前十字靭帯と半月板の損傷を経験し、その中で私が勉強したこと、体験したことをだらだらと書いています。
私が経験したことがこれから同じような境遇に遭ってしまった方の参考になればと思いブログを書き始めました。
しかし、根本はそんな損傷などしないことが一番です。
・・・というわけで、今回は『膝のケガの予防』について書いていきたいと思います。
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なぜ膝はケガをしてしまうのか?
そもそも、膝のケガはなぜ起こってしまうのでしょうか?
人体は・・・などという専門的な話は私にはわかりませんので簡単にお話しします。
人間の膝というのは縦の動き(しゃがんだりジャンプしたり)には結構な耐久力があります。走るにも歩くにもジャンプするにも膝を曲げて伸ばす動作が必要になるからです。
しかし、横の動きやねじるような動きにはそこまで対応していません。特に、ねじるような動きにはとても脆弱性があります。
ただでさえ、膝には体重の2〜3倍の負担があります。もともとの設計で10倍程の力に耐えられる縦の動きに対し、ねじる動作では3倍程度の力が加われば損傷の危険性があります。
そんな膝ですから、損傷の原因はもっぱら膝をねじる動作をした時や、不用意な力が加わった時に起こってしまいます。縦の力だけではない力が生じたとき、と言えばわかりやすいでしょうか?
具体的な損傷の動きとしては、私がまさにそうですがジャンプの着地時に人ともつれ、不用意に力んだ時、着地時で言えば、膝が内に向いた状態での着地時、タックルなどで横からの強い衝撃があった時、急なターン・・・などがあげられます。
予防する方法はあるのか?
スポーツをしていれば、前十字靭帯や半月板の損傷のリスクは付きまといます。完全に予防することは不可能だと思っていてください。
しかし、受傷しにくい身体を作ることは可能です。
いくつかの方法を紹介します。
強靭な筋肉を作る
半月板や靭帯の損傷は受けた力がそれらの耐久力を上回ってしまったために起こる現象です。筋肉は受けた衝撃を軽減させることが可能です。
すなわち、筋肉を強靭なものに仕上げることができれば受傷するリスクは減らすことができます。
しなやかな筋肉を作る
強靭な筋肉を作ると同時に、その筋肉をしなやかに動けるようにしてください。体が硬ければ一定の動きにしか対応できず、人体や半月板に衝撃が伝わる機会が多くなってしまいます。どんな動きにも対応できる筋肉を作ることも重要な予防の方法と思っていてください。
人間本来の姿勢を心がける
歩く動作や走る動作、人間が対応できる動作はほぼ決まっています。急な進化はできません。
姿勢が悪いとO脚になったり内股になったります。足本来の形が崩れてしまえば本来伝わるはずのない力が膝に集中的にかかってしまいます。
スポーツをしている人は上記の3つ全部が重要な事項になります。
していない人も、姿勢に関して、更にはやせすぎて筋肉がなさすぎる人は筋肉に関してもですが、欠けてしまえば非常に膝の受傷のリスクが高まります。
筋肉が足りていないと歳を重ねるごとにさらに膝の受傷リスクは高まります。
半月板や膝の靭帯(前十字靭帯と後十字靭帯)は一度損傷してしまうと自己再生はほとんど期待できません。
膝に限らず、ケガをしないことが一番良いことですので、減らせるリスクはなるべく減らせるように心がけましょう。
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