2度目のロッキング〜手術を決めるまで
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ランニングを始めて、まだ少し痛みはありましたが時間もないので少しずつバスケットの練習にも参加するようにしました。もちろん、サポーターをしています。
結構強めの装具で、サイドには金具も入っています
ちなみに2万円くらいかかります。(これは『健康保険療養費支給申請(治療用装具)』を申請すると7割ほど還付されます。)
こんなのです。
膝に何か貼ってあるのは手術後に改めて撮っているせいです。内視鏡の傷の保護の場所ですね。
金具と前面のテープで動きに対して脛骨(すね)が前に出すぎるのを防ぐのと、膝が回転しないよう固定されます。だいぶ固く固定されますが、走っていると少しずつ落ちてきてしまうののが難点です。
強い装具をしていたとはいえ、不安感はぬぐえませんが、少しでも練習しなくては!とボールを持って対人で練習していました。
割と順調でしたが、少し接触があって飛んで、踏ん張りながら着地したとき、さらなる悲劇は起きたのです。
二度目のロッキング
接触して着地をした時に普通に着地したつもりではいましたが、自分自身で感じる嫌な感触とともに訪れるロッキングの症状がでてしました。
再度やってしまったのです。初めてやったときはケガをした直後は少し足を引きずるものの、何とか歩けましたが、今回は無理です。とりあえず椅子に座って回復を待ちましたが、膝を深く曲げることはもちろん、まっすぐにすることもできませんでした。
その日の練習は切り上げましたが、なんせ帰るのも辛かったです。車で1時間かかる場所で、しかもケガをしているのがアクセル踏むほうでしたから。
足を少し曲げた状態でほぼ固定状態にして、体全体を使ってアクセル、ブレーキを踏んでどうにかこうにか帰ることができました。とりあえず、次の日に病院行こうと思ったのと同時に、手術を決意しました。ランニングしてからも思っていましたが、この足ではテストに出るどころではないし、今後もできない。早く手術をして治して、早く復帰したほうが絶対にいいと決意していました。
もちろん、上の世界に行くことは諦めることになります。しかしそれを諦めることよりもケガが長引いてバスケができなくなること、できても本気を出せないことのほうが自分にとってつらいことだと理解していました。次の日、病院に行って手術の決意を先生に伝えようと判断しました。
そして次の日、やはり膝はパンパンに腫れていて、足をつくことすらできない状況です。多分、同じところにケガを負ってしまった分、前回よりもひどい状況だったと思います。それでも、行かないわけにはいきません。気合と根性で病院に行きました。(この時も救急車やタクシーを呼ぶ選択肢はありませんでした笑)
汗だくで病院について待っていると、かなり院内は満員で座るところがなく立っているとたくさんの人に「辛そうだからこの席座っていいよ!!」と席を譲ってくれます。最初は遠慮していましたが、結構な頻度で言われるのと、最後はおばちゃんが半ギレ状態で「つらいんだから座りなさいよ!!!」とか怒られちゃったので譲っていただきました。
みんな優しいですね。泣いてしまいそうでしたよ笑
そして、先生に「またやっちゃいました」と苦笑いを浮かべながら入っていくと、「よくここまで頑張ったね」とすぐに前回と同じ処置をしたもらいました。今回も抜いた液は真っ赤に染まっており、量も多かったです。
治療が終わると先生に手術の意向を話しました。先生は「本当にいいの?」と何度か確認してくれましたが、昨日の段階で私の決意は固まっていました。
手術が決まると、先生は紹介状を書いてくれるのですが、その時にはどこで手術をするのかを決めなくてはいけません。
もちろん、どこがいいのかなんて全く分からないので先生に任せるというと、
「昔は関東労災病院が実績もあってレベル高かったけど、今はどこの病院も同じレベルになっているからなぁ」
と、決めかねていましたが、最初に名前が挙がったということでそこにすることにしました。
決まるとすぐに紹介状を書いてくれて、「今度からは関東労災病院に行きなさい。頑張ってね。」と激励してくれました。
親身になってくれる、本当にいいクリニックだなぁと思いました。私が病院に行かなくなったのは小さい頃にいやな先生がいて、病院自体が嫌いになってしまったからだと思います。このクリニックにきて少しだけ、考えが変わりましたね。
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2度のロッキングで半月板は大打撃を受けている
1月28日追記
2度目のロッキングをしたとき、半月板がさらに傷ついた可能性が高いです。
もし、1度目の受傷の時に手術をしたら2度目の手術はなかったものと思われます。
色々なところで書いていますが、受傷した前十字靭帯や半月板は自然治癒しないものと考えてください。
完全なスポーツ復帰を望むのでしたら、受傷してすぐに手術の決意をすることを推奨します。
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