復帰に向けてのリハビリ開始(手術前)

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頑張ると決めた数日後、病院に行くと痛みもだいぶ治まっていたこともあり復帰に向けてのリハビリに追われる日が続くようになりました。基本的な項目は膝の可動域の拡大と筋力トレーニングです。
膝に重大なダメージがあると膝の可動域が狭くなります。まず正座なんてできません。

 

受傷後しばらくは屈伸もできません。まずはこれをどうにかしないと走るどころではありません。
そして、筋力が著しく落ちます。目に見えて細くなります。これも見ているのがつらかったですね。自分が長年かけて苦楽を共にした足が弱々しくなっていくのをどうしようもなく見ているのですから・・・

 

内容としてはハーフスクワット(90度までいかないくらいまで腰を落とすスクワット)と体重移動です。元気なころは何にも気にせずにできていたことがこれがなかなかつらい!体重移動は何となく膝が滑っていくような感触があって嫌でしたね。

 

これは靭帯が切れてしまっていて膝から下と上を支えるものがなくなって大きく動いていく現象です。
筋力である程度カバーはできるのですが、嫌な感触はありました。

 

ランニング開始

2週もすれば痛みもなくできるようになりましたが、膝の不安定感はなくなるものではありませんでしたね。
その後、軽いランニングを始めましたが、最初は1キロ程度で、徐々に距離を伸ばしていくような感じです。

 

これも最初はきつかったです。
走るということは切れた靭帯や半月板を刺激することになるので、走り終わってしばらく時間がたつと少し腫れて痛みが出ます。しかし、やらないことには復帰は望めないので耐えて頑張っていきました。
ランニングを始めてからも体重シフトや筋力トレーニングは欠かせません。

 

復帰のために本当毎日頑張っていましたよ。

 

その甲斐あってか、1か月ちょいでこれも痛みなく行えるようになりました。

 

サラサラ書いていますが、ここまで来るのに1か月かかります。これでも非常に順調に進んでいたようでした。
毎日の地道な努力は必須です。

 

しかし、順調とは言っても前十字靭帯や半月板が損傷後、自然治癒することは滅多にありません。
膝の不安定感は取り除くことはできませんでした。

 

それがよくわかったときは自転車に乗っている時です。
自転車に乗るとき、普通だと片足は力を抜いてペダルの上で足が上がってくるのを待って、もう片方の足で踏み込んでペダルを押しますよね?それを交互に繰り返してペダルを回すと思います。

 

そのペダルをこぐ動きをする時ですが、力を抜いていて踏み込むとき、力自体は入るのですが、なぜかペダルを踏み外し足が伸びてしまいます。階段を上るとき、何かに夢中になっていて階段を見ていなくてまだ段差があると思って足を上げておろした時に段差はなくてびっくりするような感覚です。(ちょっとわかりづらいかもしれませんね。すいません。)

 

この頻度は異様に多いのです。決まってケガをしている方の足でなるので、靭帯が切れていることが原因なのは明白でした。これが起きるたびに、やっぱり切れているんだな・・・と痛感させられましたね。

 

しかし、くよくよしている時間はありません。それにも負けないで強い体を作ろうと毎日頑張っていました。

 

半月版のMRI

のちにMRI画像を見返して見ましたが、半月板にもはやりこの時点で大きなダメージがあったっぽいです。
ドクターではないので確証はありませんが、下の画像にて
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お尻じゃありません(笑)

 

膝です。

 

真正面からのMRIで大体膝の中央に行かないくらいの画像です。
向かって右側が右足の内股にあたる部分ですが、半月板と思わしき箇所が切れていますね。
反対側がきれいな形をしていますが、内側部分ははっきりと裂けています。しかも切れた部分が上に反っています。おそらくこれがロッキングを起こす原因になっていたのかと思います。
※ 医者ではありませんのであってるかは全くわかりません。

 

それにしても、我ながら脂肪が少なくていい脚してますね(笑)
復帰するときまでこれをキープできるのか不安です・・

 

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