久々の練習で実感した「戻ってきた感覚」と、内もも筋トレの筋肉痛
左膝にZK-7サポーターを着けて、久しぶりのバスケットボール練習に参加した日の一場面

2週間ぶりに練習へ。台風の日でも、行きたかった理由

2週間ぶりに、いつもの体育館へ行ってきました。
仕事が立て込んだり、知り合いの結婚式があったりで、気づけば2週連続で練習を休んでいたんですよね。

「たった2週間」と思うかもしれませんが、復帰途中の身としては、2週間空くと“感覚が別物”になります。
体力も落ちますし、何より「動き方」を忘れます。
だから今週は、多少天気が悪くても行こうと決めていました。

そして当日。台風。
正直、行く前から嫌な予感はしていたのですが……やっぱり体育館の床が結露していて、かなり滑りやすい状態でした。

転びそうな怖さもありますし、こういう日は普段の動きができないぶん、余計に疲れます。
でも、それでも行って良かったと思えたのは、膝が想像以上に安定していたからです。


雨続きで地味につらいのは「洗濯」だった

先週は本当に雨が続きましたよね。
雨が続くと、地味に困ることがあります。

そう、洗濯です。

今までためたことがないレベルで、洗濯カゴが山盛りになっていました。
仕方ないので少しずつ洗って室内干しにしたのですが、湿度が高いせいなのか、気温が下がってきているせいなのか、朝洗っても夜まで乾かないんですよね。

「なんでこんなに乾かないんだ……」と、毎日ちょっとずつ気持ちがしずんでいく。
浴室乾燥機が初めて恋しくなりました。

こういう“小さいストレス”って、積み重なると意外と効いてきます。
だからこそ、日曜の練習は気分転換としても行きたかった、というのもあります。


ZK-7のおかげか、膝はかなり安定していた

体育館は滑りやすい状態でしたが、練習自体は無事に終えることができました。
そして何より、膝の状態はすこぶる良好でした。

今回も、例のZK-7を装着して参加しています。
走る、止まる、方向を変える。
このあたりの動きが、以前よりも明らかにやりやすい。

ZK-7のついては下記の記事でまとめていますので、サポーター選びの参考になればい幸いです。
前十字靭帯(ACL)サポーターの選び方まとめ|ZKを基準に迷わず判断するためのガイド

「気のせいかな?」と思わないでもないですが、練習中にふとした瞬間、膝の不安が頭から消えている時間がありました。
これって自分にとっては結構大きいことです。

膝がどうこうというより、怖さが残っていると、無意識に動きが小さくなります。
小さくなるとプレーが遅れます。遅れると無理をして追いつこうとします。
そして変なタイミングで踏ん張ってしまう。
この悪循環が一番嫌なんですよね。

今回はその「変な踏ん張り」が起きにくかった気がします。
結果として、練習後も腫れはなく、痛みも変わりませんでした。

仲間からも、
「全然大丈夫そうじゃん」
と言ってもらえました。

こういう言葉って、軽いように見えて結構効きます。
自分では慎重になっているつもりでも、周りが見て「自然に動けている」なら、少なくとも悪化している感じではない。
今のところは順調、と言っていいのかなと思います。


練習に「軍人」が来た。あの強さは別枠だった

試合形式の練習をしている時、見慣れない方が体育館に入ってきました。
明らかに日本人ではない雰囲気で、体つきも常識離れしている。
「あ、これは……」と、みんなが同じことを思ったはずです。

そう、軍人です。

バスケ仲間の中に、某米軍基地と仕事で関わっている人がいて、たまに本物の軍人さんを連れてくるんですよね。
そして、連れてこられる人はだいたい間違いなく強い

バスケが上手いとか、そういう次元の前に、まずフィジカルが違う。
当たり負けしないとかいう話ではなく、接触したらこちらが押し返される
動きも速いし、跳ぶし、体の軸がブレない。

前十字をやる前は、こういう相手でも「なんとか食らいつく」くらいはできていた気がします。
でも今は、復帰途中で、練習参加もまだ数回目。
さすがに無理です。

負けず嫌いは発動するのですが、今の段階で無理をしても良いことはありません。
ここは素直に認めました。今日は勝てない。

ただ、悔しいのは悔しいので、心の中でひとつだけ決めました。
半年後は、同じ結果にはしない。

この「半年後」というのに根拠はありません。
でも、こういう目標があると、練習のモチベーションが違います。
“復帰するための練習”から、“戻した自分で勝負するための練習”に変わっていく感じがします。


今回は大会をパス。今は「練習に参加できるだけ」で十分

膝の状態は良好ですが、それでもまだ不安がゼロになったわけではありません。
以前も、この時期に大会に出たときに、軽いロッキングっぽい感覚が出たことがありました。

だから今回は、市民大会は出場しないことにしました。

今の自分は、練習に参加して、最後まで無事に終えられるだけで十分に楽しい。
大会に出て結果を求めるよりも、まずは動きを取り戻すことが優先です。

それに、冷静に考えると、今の自分は練習の動きにまだほとんどついていけていません。
体力も落ちていますし、「次に何をするか」を考える余裕がない。

バスケットボールって、どんな動きをしていればいいんだっけ?
みたいな感覚になる瞬間があるんですよね。
初心者みたいな感じです。

これは技術が落ちたというより、実戦のテンポに身体が慣れていないのだと思います。
頭では分かっていても、実際のスピード感だと遅れる。
遅れると無理をする。無理をすると変な形になる。
今はそれを避けたい。

秋はもう間に合わないとしても、冬にも大会はあります。
そこをひとつの目標にして、地道に体を戻していこうと思います。


O脚改善のために、内ももを鍛え始めたら筋肉痛がすごい

自宅のリビングで内ももを意識しながらワイドスクワットを行っている男性
内ももを意識してワイドスクワットを行う、自宅リビングでのトレーニング風景

話は変わりますが、最近、O脚改善のために内ももを鍛え始めました。
以前、O脚が受傷の原因のひとつかもしれない、と書いたところ、何件かメッセージをいただいていました。ありがとうございます。

その中で、「内ももを鍛えるといいかもしれない」という話があり、今できそうな範囲で試しています。
ただ、やり始めてすぐに分かったことがあります。

内もも、弱い。
そして筋肉痛がすごい。

バスケの練習は、今回はそこまで本気で追い込んだわけではありません。
なのに筋肉痛が来る。これは明らかに筋トレのせいです。

自分はもともと太ももの外側が発達しやすいタイプで、内側はあまり使えていなかったのかもしれません。
外側が使いやすいから、さらに外側ばかり使う。
その結果、バランスが崩れていく。
そんなイメージです。

もちろん、何かが劇的に変わるとは思っていません。
ただ、少しの筋トレでここまで筋肉痛になるということは、伸びしろがあるということでもあります。

もしこれで少しでも動きが安定したり、違和感が減ったりするなら、試してみる価値はあると思っています。
もう少し続けてみて、何か変化がありそうなら、また記事にします。


まとめ:良い感触はある。ただ、焦らず積み上げる

2週間ぶりの練習参加でしたが、結果としてはかなり良い感触でした。
台風で床が滑りやすいというイレギュラーがあったにもかかわらず、膝は問題なく持ってくれた。
これは自分の中では大きい前進です。

ただ、ここで調子に乗ると崩れます。
今は「できることが増えた」と喜びつつも、同じくらい「まだ足りないところ」を見ておきたい。

軍人さんの強さを見て、悔しさも出ました。
大会を見送る判断もしました。
内ももの筋トレで筋肉痛にもなりました。

全部ひっくるめて、「今の自分がどこにいるのか」が少しだけ分かった気がします。
焦らず、でも止まらず、積み上げていきます。

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