バスケットボール復帰に向けての本格練習開始
左膝にサポーターを装着し、本格練習に臨むバスケットボール復帰初日の様子

2017年1月8日、ついに「本格練習」に参加した

本日、2017年1月8日です。

夜に今年最初のバスケットボールへ。軽い運動ではなく、復帰に向けた「本格練習」として参加しました。

結論から言うと、最高のスタートを切れました。

練習前の正直な気持ち:ワクワクより不安が勝っていた

年末に軽く動いたときは「試運転」だったので、そこまで不安はありませんでした。

でも今回は違います。自分の中では、「やれるところまでやってみる日」でした。

半月板も前十字靭帯も、もう一度大きくやったら終わりだと思っています。特に、接触や着地の瞬間が怖い。

さらにこの日は、筋トレの負荷を上げていた影響で太ももが筋肉痛気味で、膝の裏にもわずかな違和感が残っていました。

「やる」と決めた以上、怖さもセット。そんな状態で体育館へ向かいました。

準備は整っていた:サポーターとバッシュで気持ちを切り替える

ここに来るまでに、筋トレの習慣を戻し、道具も見直してきました。

この日は、膝用サポーター(ザムスト ZK-7)を装着し、新しいバッシュも履いて心機一転。

本格練習に向けてバッシュと膝用サポーター(ザムストZK-7)を準備した

準備運動とストレッチをしっかりやって、あとはコートで確かめるだけです。

最初の数分は「鈍り」を感じたが、すぐ戻った

シュートは最初、ボールが手につかず、3Pは届かない。

ただ、何本か打つうちに感覚が戻ってきて「思ったよりいけるかも」という手応えが出ました。

走りも順調で、ストップ動作も止まれるし、急なダッシュも膝がついてくる。試合形式も「怖いけど、やれそう」と思えました。

いよいよ試合形式へ:怖さはあるのに、膝がついてきた

普段は身長的にジャンプボールをすることもありますが、今日は無理をしない。ジャンパーは他の人に任せました。

始まってしまうと、時間はあっという間です。

  • 右足での踏み込みができる
  • ジャンプできる
  • 人を抜く動きもできる
  • 右足を軸にしたターンシュートも不安なくできた

前十字靭帯の術後復帰のときとは、感触が明らかに違いました。「まだいける」という感覚が出て、少し感情が溢れました。

周りも心配してくれていましたが、驚いていたのはむしろ自分です。正直、ここまで動けると思っていませんでした。

ただし「見えていない接触」はまだ怖い

接触プレイはさすがに控えめにしました。軽い接触なら問題ありません。

ただ、見えている接触は耐えられそうでも、不意打ちの接触で膝が持つかはまだ怖さが残っています。

それでも、1年半ぶりの本格練習としては上出来でした。完全復帰が少し現実味を帯びた一日です。

この日、課題もはっきりした:2つだけは絶対に向き合う

課題1:接触プレイ(特にジャンプ着地の怖さ)

前十字靭帯も半月板も、ケガの要因は「接触→ジャンプ着地」の流れでした。

だからゴール下のルーズボールは、今でも反射的に怖い。正直、ジャンプしたくない瞬間があります。

ただ、ポジション的に接触をゼロにはできません。恐怖感を薄めるには、結局筋力強化と実戦の積み重ねしかないと思っています。

課題2:致命的なスタミナ不足

練習は20時頃から21時過ぎまで。以前なら普通だったのに、この日は最後の方がヘロヘロでした。

「走っているつもり」と「実戦で走り続ける」の差が大きい。

復帰してもスタミナがないと使い物にならないので、走り込みと実戦練習を積み直します。

練習後:全身バキバキ。上半身も鍛え直す

帰ってから体がバキバキです。筋肉痛は確定。

下半身は重点的に鍛えていた分まだ良いのですが、上半身が弱い。肩~腕、背中、腰がだるい。

錆びついた体を落とすには時間がかかります。上半身の筋トレも導入していきます。

次に続く話:膝裏の痛みが出た

ちなみに、この本格練習の数日後、手術した足の膝裏に痛みが出ました。

「再受傷か?」と一瞬焦りましたが、経過を見ながら原因を調べ、対処まで整理しています。


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