退院した日のふくらはぎの激痛。帰宅中に突然きた強烈な張りと違和感の話
退院して帰宅する途中で突然ふくらはぎの痛みに襲われ、思わず座り込んでしまった場面。

退院した日のこと。ふくらはぎの違和感が強くなってきました

術後6日目。ようやく退院の日がやってきました。病室から出た瞬間のあの独特の解放感は、何度経験してもやっぱり特別です。空気が違い、光が違い、世界が少し明るく見えるような感覚でした。

ただ、その開放感の裏で、この日の後半に“ふくらはぎ地獄編”が待っているとは、この時は全く思っていませんでした。

退院の流れはやっぱり非効率。これは病院あるある?

毎回思いますが、退院の流れって効率が悪いですよね。書類を渡され、看護師さんの説明を待ち、会計を待ち、薬局の準備を待ち…何度も同じ場所を往復するので、もう少し改善の余地があるんじゃないかと思ってしまいます。

今回の入院では、看護師さんと相性があまりよくなかったのもあり、ちょっとモヤッとする場面が多かったです。針の刺し直しが何度もあったり、ガムテープ落下事件があったり…。揚げ足取りをしたいわけではありませんが、なかなかのハードモードでした。

両親の迎えでVIP退院。久々の外食は格別

前回と同じく、両親が車で迎えに来てくれました。荷物も多いし、痛みもあるので、ひとりで帰るのは正直厳しい。退院の瞬間だけは、いつも自分がVIP扱いされている気分になります。

帰宅途中、久々にファミレスへ寄ることに。入院中は薄味の食事が続いていたので、外食の味はもう別世界。エビフライ定食が特上と感じるほどおいしく感じました。

ただ、久々に味が濃いものを食べて、意外にも胃がすぐに限界に。入院中に少し胃が小さくなっていたのかもしれません。

車から降りた瞬間、ふくらはぎに鋭い痛みが走る

ファミレスに寄るために車を降りた、その瞬間でした。ふくらはぎの上部に「ビキッ」と鋭い痛みが走り、思わず足が止まってしまいました。

見た目は腫れが少しある程度なのに、内側から強く締めつけられるような感覚で、まるで血が逃げ場を失ってどんどん溜まっていくような不快さ。一歩踏み出そうとするたびに、ふくらはぎがパンッと破裂しそうな痛みが響きました。

勢いで杖なしで降りてしまったのですが、とても歩ける状態ではなく、その場で立ち止まるしかありません。仕方なく、痛みに耐えながら車までなんとか戻り、杖を持って再度店内へ向かいました。

ほんの数メートル歩いただけなのに、足を引きずるほどの痛み。半月板の手術後に、こんなふくらはぎの痛みが来るなんて、誰も教えてくれなかったはずです。

本当に誰なんだ、ラクショーって言ったやつ…!

そんな気持ちになりながらも、心配する両親に支えられつつ何とか店内へ入りました。

帰宅までの車内が地獄。降りる頃には痛み倍増

そこから家までは1時間もかからない距離。なのに、降りる頃には痛みはさらに強くなっていました。立ち上がった瞬間、ふくらはぎが破裂しそうなほどパンパンで、階段を上がるのも必死。

家に到着した瞬間、もうその場から動きたくない気持ちでいっぱいでした。

両親には心配をかけてしまいましたが、送り迎えをしてくれたことには本当に感謝しかありません。

横になると楽になる。原因は血流の滞り?

ベッドに横になって足を高くすると、徐々に痛みが引いていく感覚がありました。どうやら、座った状態や立っている状態では血液が下に溜まり、圧がかかって痛みが強まっていたような感じです。

この時点で「仕事は無理だな」と判断。木曜と金曜は休む覚悟を決めました。

シャワーを浴びて少しだけリセット

傷口を濡らさないよう、足にラップを巻いて慎重にシャワーを浴びました。さっぱりしたことで気持ちは少し軽くなったものの、その後は布団を丸めた即席の足枕にふくらはぎを乗せたまま、動けず一日が終了。

本当は洗濯などやりたいことはありましたが、痛みがひどく、この日は完全に休むことに。

今日の教訓は「退院日は油断しない」

退院するとどうしても“もう大丈夫”と思ってしまいがちですが、術後すぐの移動や長時間の座位は負担が大きく、今回のようなふくらはぎ痛につながります。

退院した日は、とにかく無理をしない。これが何より大事だと痛感させられた一日でした。

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