突然、練習に参加することにした|復帰の「最後の悪あがき」を始めます
久しぶりの練習参加。コートに立つ前、後ろから全体を見渡す時間

突然、練習に参加することになりました。復帰の「最後の悪あがき」を始めます

どうも、えすひろです。

この週末、なんだか変な眠気に襲われていました。
疲れていたんだと思います。寝ても寝ても、全然足りない。
「やっと動けるようになった」くらいの感覚で、ようやく腰を上げました。

そんな流れの中で、今日はさらに急展開。
突然、バスケットの練習に参加することになりました。
「来週からかな」と思っていたのに、いろいろ重なって今週行くことに。
驚くほど急に決まった練習です。


復帰って、気合だけじゃ進まない

私は、前十字靭帯と半月板を痛めてから、何度も「戻る」を繰り返してきました。
前十字靭帯のほうは、時間をかけて回復してきた実感があります。
問題は、ずっと半月板です。

良くなったと思って動く。
動ける気がして、少しギアを上げる。
そして、また現実を思い知らされる。
この流れを、私は何回も経験してきました。

正直に言うと、私の膝は「良くなった/治った」で語れる状態じゃありません。
良い日もあるし、悪い日もある。
そして、悪い日が来るたびに、心が削られます。

それでも、バスケを諦めたくはない。
だから私は、もう一度「復帰」に向かって動き出すことにしました。
大げさに言うなら、最後の悪あがきです。


今日、練習に行く。そう決めたけど、不安もある

練習に参加するとは決めたものの、不安要素はちゃんとあります。
勢いで行くと、あとで痛い目を見る。
それも、もう分かっています。

1)病院に行っていない

「これは良くないな」と思う症状が出たのに、病院に行っていません。。
今さら言っても仕方ないけど、やっぱりここは不安として残ります。
見て見ぬふりをしたわけじゃないけど、気持ちのどこかで「怖かった」のも事実です。

2)押すと痛い箇所がある

押すと痛みが出るポイントがあります。
動いている時は気にならないのに、触ると分かる。
こういうのが一番いやらしい。
「大丈夫」の根拠を、気持ちよく積み上げさせてくれないからです。

3)長時間の正座がしんどい

正座そのものはできる。
でも、少し長くなると痛みが出てきて、崩したあともしばらく違和感が残る。
日常動作の中に「地雷」がある感じ。
これがあると、練習の強度を上げた時の想像がどうしても暗くなります。

……こう書くと、ネガティブなことばかりですね。
でも、不安を言葉にしておかないと、当日の判断が雑になるので、私はあえて書きます。


それでも行く。待っていても、急に良くなるわけじゃないから

ずっと思っていました。
「待っていれば、自然に全部が整う」なんてことは、たぶんない。
もちろん無理はしない。無茶もしない。
でも、慎重にやるなら、動きながらしか前に進めない。

練習の一発目からハードにやるつもりもありません。
今日は様子見。感覚を思い出す日。
呼吸と足の運びと、距離感を取り戻す日です。

ちなみに体重は、81キロ前後になっています。。
一時期と比べるとしっかり仕上がってきていますね。
結局、体って日々の積み上げが一番正直です。


久しぶりのコートは、やっぱり楽しかった

結論から言います。
バスケットって、やっぱり楽しい。
半年ぶりに近い感覚でボールを触って、走って、声を出して。
それだけで、気持ちが少し持ち直しました。

もちろん、怖さがゼロになったわけじゃないです。
急なストップや、強い切り返しは、まだ自重しました。
一瞬で判断して、一瞬で体を止める。
そこに関しては、まだ「やらない」ほうを選びます。

ただ、緩急をつける動きは問題なさそうでした。
ジャンプも、接触が少なければいける。
この「いける」が増えるのは、素直にうれしいです。

周りが気を使ってくれているのも分かりました。
気を使わせてしまうのは申し訳ないけど、今はそれに甘えるしかない。
自分が無理をしないためにも、周りの空気は大事です。

(余談ですが、楽しすぎて写真を撮ってもらうのを忘れました。
こういうところ、私は昔から変わりません。)


問題は、体力だった

楽しくはできていたのに、想像以上に疲れました。
日頃、走ったり筋トレをしているから「まあ大丈夫だろう」と思っていたけど、違いました。

バスケットボールの練習中に疲労で膝に手をついて息を整える男性の後ろ姿
練習中、体力の限界を感じて一度立ち止まり、膝に手をついて呼吸を整える場面

ランニングと実戦は、別物。
使う筋肉も、呼吸も、気の張り方も、全然違う。
走るだけなら一定のリズムでいけるけど、バスケは常に状況が変わる。
止まる、出す、受ける、切る、戻る。
この繰り返しが、体力をごっそり持っていきます。

そして、体力が落ちると動きが雑になる。
雑になると余計な力が入る。
余計な力が入ると、膝が怖くなる。
ここが一番の問題だと思いました。

だから結局、答えはシンプルでした。
実戦に慣れていくしかない。
焦らず、回数を重ねて、体に思い出させる。
私はその方向で行きます。


復帰のために、私が守るルール

勢いで気持ちよくなって、次に壊れる。
それはもうやりたくないので、ここで一度ルールを決めておきます。

  • 練習の目的は「うまくやる」ではなく「無事に終える」
  • 怖い動きは、今日はやらない(できても、やらない)
  • 体力が切れたら、欲張らない
  • 翌日の状態を見て、次を決める

復帰って、気合で突っ込むものじゃなくて、
「自分の状態を冷静に把握し続ける作業」なんだと思います。

私は、ちゃんと戻りたい。
そして、戻るなら、継続できる形で戻りたい。
そのために、今日の練習は「第一歩」でした。


まとめ:最後の悪あがきは、派手にやらない

私はたぶん、派手な復帰はできません。
ドラマみたいに一気に良くなることもない。
でも、地味に積み上げることならできます。

久しぶりに練習に行って、楽しかった。
同時に、体力の課題も見えた。
不安は残っているけど、それを抱えたままでも前に進める気がしました。

だから、最後の悪あがきは続けます。
また報告します。

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