
朝活を10分だけ続けてみたら、午前中が別物になった
どうも、えすひろです。
更新が少し滞っていました。すみません。
その間に出張で鹿児島に行っていたのですが、ひとつだけ学びがありました。
天気予報を信じて傘を持っていったら、ほぼ使わずに「ただの荷物」になった、というやつです。
駅までの微妙な雨で一度だけ出番があるかと思いきや、結局「なくてもいける」程度。
電車の中では邪魔になるし、空港移動では持っているだけ。
現地は車移動で出番なし。翌日もほぼ降らない。
2日間、傘は一度も活躍しませんでした。
何が言いたいかというと、余計なものを持つと、気力も集中力も削られるということです。
そして最近、これと同じことが「朝」にも起きていました。
朝が弱い自分が、朝活を始めた理由
私は正直、朝が得意ではありません。
早起きして何かをする、みたいな話を聞くたびに「いや、眠いし」と心の中で反発していました。
ただ最近、日中の時間が足りなくなってきました。
やりたいことも、やるべきことも増える一方で、夜に回すと気力が切れる。
気合で乗り切るのは得意ですが、気合だけだと長続きしません。
そこで発想を変えて、朝活を「頑張るイベント」にするのではなく、朝の立ち上げをスムーズにするスイッチとして試してみることにしました。
私の朝活は「10分だけの筋トレ」
朝活というと、ジョギングや読書、資格勉強などを想像する人も多いと思います。
ただ、私にはいきなりハードルが高すぎました。
なので、内容は割り切ってこれだけです。
① 腹筋:合計100回
100回を一気にやる必要はありません。
私は途中で休憩を挟みつつ、合計で100回になればOKにしています。
大事なのは「朝から勝負する」ことではなく、毎日同じスイッチを入れることです。
② スクワット:自重で60回くらい

朝から器具を出すと、それだけで面倒になります。
なので自重で、フォームが崩れない範囲で60回くらい。
回数はきっちり固定せず、「今日もやった」という事実を残します。
時間にすると10〜15分。
私は朝にアラームを複数回セットしてしまうタイプなのですが、2回目のアラームで起きて始めると、3回目が鳴るころに終わります。
このくらいの短さだと、朝の気分に左右されにくいです。
「やる気がある日だけやる」ではなく、やる気がない日でもギリできる、がちょうどいい。
筋力の変化より先に、午前中の集中が変わった
正直、最初は「これで何か変わるのか?」と思っていました。
10分ですし、劇的な変化は期待していませんでした。
ところが、変化は意外なところに出ました。
午前中の集中力が明確に上がりました。
理由はたぶんシンプルで、体が起きた状態でスタートできるからです。
寝起きのまま仕事を始めると、頭の回転が上がるまで時間がかかる。
それが筋トレを挟むことで、「もう起きた」状態を作れるようになりました。
午前中の密度が上がると、同じ時間でも進み方が違います。
これが地味に効きます。
しかも、朝の10分なので、夜みたいに「疲れていて無理」が起きにくい。
予定が狂っても、朝の10分は守りやすい。
朝活が続いた理由は「頑張らない設計」にしたから
朝活が続かない理由は、意志が弱いからではないと思っています。
多くの場合、設計が強すぎるだけです。
いきなり毎朝5km走る、毎朝1時間勉強する。
それは確かに立派ですが、日常に組み込めなければ続きません。
私は次の3つを守りました。
1) 10分程度で終わる
「終わりが見える」だけで気持ちが軽くなります。
朝の負担感が変わります。
2) 準備がいらない
ウェアに着替える、外に出る、道具を出す。
この「準備」が最大の敵です。
準備をゼロに近づけると、継続の確率が上がります。
3) できた日を積み上げる
完璧にやる日ではなく、「できた日」を積み上げる。
朝活を習慣にしたいなら、質より回数が先だと思います。
時間の使い方は難しい。でも、朝は裏切りにくい
人間に平等なのは、1日24時間だけです。
同じ24時間でも、午前の密度が上がると、その日全体が押し上げられます。
よく「早起きは三文の得」と言いますが、私は最近それを実感しています。
大きなことをしなくても、朝に10分だけ自分のために使うと、気持ちの主導権が戻ってくる感じがあります。
もちろん、私は相変わらず寝るのが好きです。
休日は気づけば寝ていた、みたいな日も普通にあります。
ただ、平日の午前中だけは、以前より明らかに変わりました。
「朝に弱いから無理」と決めつけていた頃の自分に、10分だけでいいから試せと言いたいです。
しばらくは、この10分朝活を続けてみます。
また変化があったら、まとめて書きます。
