
3月に入って「復帰が現実」になってきた
いよいよ3月。花粉が本気を出してきて、鼻と目がつらい季節に入りました。はい、かなりきついです。
でも、私にとって3月はそれ以上に特別です。バスケットボールの試合復帰を目標にして、このブログを書き続けてきたからです。
前十字靭帯損傷と半月板損傷を経験して、手術とリハビリを積み上げてきた流れの中で、今は「いつか戻りたい」ではなく、「戻る前提で準備する」段階に入りました。
練習での動きが戻り始めた(緩急・接触・ポストプレイ)
最近の練習では、体がバスケの運動量にかなり慣れてきました。
具体的には、急なストップ&ダッシュ(緩急)を入れても、足が「遅れてついてくる」感覚が減ってきています。
もちろん、油断はできません。激しい接触が入ると一瞬だけ怖さは出ます。それでも、以前のように「怖くて避ける」ではなく、「怖いけど動きを崩さずに対処できる」方向に寄ってきました。
練習の中でも、私が特に意識しているのがゴール下のポストプレイとリバウンド参加です。
前十字靭帯の術後は「真っすぐ走る」だけなら意外と早めに戻りますが、バスケはそれだけでは足りません。
- 背中で相手を受ける(体を当てる)
- 押し合いの中でバランスを保つ
- 着地でブレない
- 接触から次の一歩を出す
こういう細かい場面の積み重ねが、復帰の手応えに直結します。
「点が取れる」「リバウンドが取れる」が自信に変わる
練習では、点が取れる機会や、リバウンドが取れる回数が少しずつ増えています。
派手なことはできませんし、レベルもまだまだです。それでも、数字にできない“戻ってきた感覚”が増えるのは大きいです。
「試合が怖い」よりも、「試合が楽しみ」が勝ってきました。
1年半ぶりの試合になるので、正直テンションは上がっています。
1回目の手術のときに感じていた不安が薄れている
前十字靭帯の1回目の手術後、練習を再開した頃は、ずっと不安がありました。
当時のことは、こちらにも残しています。
結果として、あの不安は現実になって、半月板を痛めて再手術につながりました。
だからこそ、今回の復帰は「勢い」ではなく「準備」で進めたいと思っています。
今の自分は、不安がゼロというより「不安の種類が変わった」感覚です。
- 以前:何をしても怖い/何が起きるか分からない
- 今:やってはいけないことが分かる/無理すると壊れるのも分かる
不安が消えたというより、コントロールできる範囲が増えた、という表現が近いかもしれません。
「復帰までのブログ」っぽくなってきた

このブログを書き始めた頃は、何をしても先が見えず、「頑張りましょう」と自分に言い聞かせるしかありませんでした。
でも今は、「頑張ってよかった」に変わる瞬間が近づいている気がします。
だからこそ、ここで調子に乗ると終わります。
一度崩したら、リハビリの時間も、積み上げた気持ちも、一気に持っていかれます。
ここから先は、気合よりも丁寧さを大事にします。
筋トレ・ランニング・練習は続ける。でも体重が落ちない
筋トレはかなり頑張っています。ランニングもできる範囲で続けています。
それでも、体重が思ったように落ちません。
正直、ここはストレスです。
ただ、振り返ると理由はシンプルで、実戦の運動量がまだ足りないんだと思います。
バスケの試合や強度の高い実戦練習は、筋トレやランニングとは別種類の消耗があります。
- 常に動きながら判断する
- 接触がある
- 休む時間が読めない
- 気持ちが乗って“追い込める”
この差は大きいです。
体育館に行きたいのに、時間がない
家の近くに総合体育館があって、バスケもできる環境はあります。
でも、仕事が遅くなってしまい、なかなか行けません。
ここは悩みどころです。
それでも、練習で動ける範囲が広がってきたので、時間が取れる日は無理のない範囲で足を運びたいと思っています。
3月後半、いよいよ試合復帰へ
3月の後半はいよいよ試合復帰です。
今の状態なら、市民大会レベルの試合であれば、足は「耐えてくれる」気がしています。
ただし、耐えるだけではなく、復帰を“継続”させるのが本当のゴールです。
当日の様子は、できれば写真も含めて残したいと思っています。
自分の記録としてもそうですし、同じように前十字靭帯損傷や半月板損傷で苦しんでいる人にとって、具体的なイメージの材料になればと思うからです。
次に向けて、今やること
復帰までの残り期間で、やることはシンプルです。
- 筋トレを継続する(サボらない)
- 可動域と柔軟性を落とさない(ストレッチ)
- 練習は「やりすぎない」「抜きすぎない」のバランス
- 怖さが出る場面ほど、丁寧に入る
「やれるようになった」よりも、「やっていい範囲を守れる」を優先します。
