半月板のトラブルが確定。再び向き合う決断をした日の記録
診察室でMRI画像をもとに膝の状態を説明される場面をイメージしたイラスト。

半月板のトラブルが「ほぼ確定」と言われた日のこと

こんにちは、えすひろです。

前十字靭帯と半月板の手術から時間がたち、「そろそろ本格的に復帰できるかも」と思っていた矢先に起きたロッキング。その後に撮ったMRIの結果を聞きに、再び病院へ向かったときの記録です。

心のどこかでは覚悟していたものの、やっぱり診察室に入る瞬間はドキドキしていました。

MRI画像を前に、半月板の状態を聞く

診察室で先生と一緒に見たのは、膝の断面が映ったMRI画像でした。太ももの骨とすねの骨のあいだに、三角形の組織が映っています。先生の説明によると、それが半月板とのことでした。

膝の内側付近を撮影したMRI画像。半月板周辺の状態を示す診断用データ
実際に撮影した膝のMRI付近の状態を確認するための参考データです。右側の半月板の様子がおかしいです。

向かって右側の半月板の一部に、前回の手術で縫合したと思われるラインがあり、さらにその少し内側に新しい亀裂のような影が見えると教えてもらいました。専門的なことは正直よくわかりませんが、「前回とは別のところにも傷が入っている可能性が高い」という説明を受けたとき、胸のあたりがずしんと重くなったのを覚えています。

先生からは「このままスポーツを続けると、またひどく引っかかって動けなくなるリスクがある」と言われました。ロッキングを経験しているだけに、その言葉には強い説得力がありました。

手術をどうするか、選択肢を聞かされる

画像の説明がひと通り終わると、話題は今後の方針に移りました。

「手術をどうしますか?」と聞かれたとき、心の中ではすでに答えは決まっていた気がします。できればもう二度と手術台には乗りたくない。それでも、また思いきりバスケットをしたい気持ちが勝ち、「やる方向でお願いします」と伝えました。

そのうえで、先生からは次のような説明がありました。

  • 前回縫合した部分が再びめくれていた場合、もう一度縫い直しても、前回よりくっつく確率は下がる可能性があること
  • 状態によっては、傷んだ部分を除去する方法を検討する場合もあること

どちらが正解かは、実際に中を見てみないとわからない――そう言われつつも、私は「できる限り温存する方向でお願いしたいです」と伝えました。あとでどう感じるかはわからなくても、そのときの自分が納得できる選択をしたかったからです。

ボルトを残すか抜くかで迷ったこと

さらに先生からは、前十字靭帯の手術で使ったボルトについても説明がありました。

  • 現在のところ、靭帯そのものは画像上問題なさそうに見えること
  • ボルトはこのタイミングで抜かないと、筋肉と癒着して後からは取りづらくなる可能性があること
  • 今、特に痛みが強くなければ、そのまま残しておく選択肢もあること

どちらを選ぶべきかかなり迷いました。ボルトのあたりを押すと、なんとなく違和感があるような、ないような…。少し痛いような気も…最終的には「一度きれいにしておきたい」という気持ちが勝ち、抜いてもらう方向でお願いしました。

このあたりの選択は、本当に人それぞれだと思います。私の場合は、長くスポーツを続けたいという思いが強かったので、少しでも引っかかりを減らしておきたい感覚に近かったです。

入院前の検査であらためて実感したこと

方針がまとまったあとは、入院前の各種検査に進みました。血液検査、尿検査、心電図、レントゲンなど、一度経験している流れではあるものの、やっぱりどれも気持ちのいいものではありません。

特に血液検査は、何度やっても慣れません。あの採血管を付け替えるときの小さな刺激が苦手で、「早く終わってくれ…」と心の中で何度もつぶやいていました。

検査を一通り終えて病院を出るころには、「ああ、本当にもう一度手術に向かうんだな」と現実味が増してきて、ぐったりした気持ちと、少しの覚悟が入り混じった不思議な感覚になっていました。

もう一度立ち上がるために

こうして、私のなかで二度目の半月板の手術に向けた準備が本格的にスタートしました。正直なところ、「またか…」という気持ちがゼロだったわけではありません。それでも、もう一度コートに立ちたい、自分の足で思いきり走りたい、その思いがあったからこそ、前を向くことができたのだと思います。

この記事は、当時の私がどんな説明を受け、どんな気持ちで選択していったのかをまとめた「体験の記録」です。同じように膝のトラブルや手術に向き合っている方が、気持ちを整理するきっかけになればうれしいです。

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