手術は選ばない。半月板ロッキング後に筋トレで復帰を目指すと決めた理由
半月板の再受傷を経験し、手術をせず筋トレで復帰する道を選んだあと、自宅リビングで今後を考え込む瞬間

ロッキングから2週間。手術は選ばず、筋トレで「もう一度」を狙う

半月板のロッキングを起こしてから、早くも2週間が経ちました。

あれから、バスケットは今のところやっていません。やりたい気持ちはあるのに、判断がつかない。体の問題というより、頭の中のブレーキのほうが強い感じです。

「さすがに引退かなぁー」

一度は、そんな覚悟もしました。

でも、どうにもこうにも、引退できそうにありません。悔しさもあるし、ここまで積み上げてきた時間もあるし、なにより「終わらせ方」がこれじゃないだろ、と思ってしまうんです。

このまま静かにフェードアウトするのもシャクだな、と感じていた頃に、ある人から言われました。

「絶対に引退はダメだ。半月板なら筋トレで太ももバキバキにすれば、何とかなる場合も多い。何とかして見せろ。お前の背番号は取っておくから。」

なかなか熱い展開です。

この一言で、気持ちが少し戻りました。「もう少しやってみるか」と思えた。背番号を取っておくと言われると、逃げられないですよね。

というわけで、今までよりも本格的に筋トレに励むことにしました。

ブログを書いていることが、想像以上に支えになっている

こうやって経験を書いていること自体が、私にとって大きな原動力になっています。

定期的に見てくれている人がいる。前回の記事を読んで、励ましのメールをくれた人もいました。ありがたいことです。

もちろん、読者のために無理をするつもりはありません。ただ、「このまま終わる」のは、見てくれている人に申し訳ないという気持ちが正直あります。

だからもう少しだけ、頑張ってみます。

膝の状態は落ち着いた気がする。ただし焦らない

膝の状態はというと、あれから「戻った気がする」というのが正直な感覚です。

激しい運動をしていないから、というのもあると思います。でも、ランニングは再開していますし、今のところ問題はありません。横の動きも少しずつ試していますが、できてしまう。

こうなると、逆に怖いんですよね。

「大丈夫そう」に見えると、勢いで戻りたくなる。でも、前回のことを思い出すと、ここで焦るのが一番危ない。

だから、復帰を急がない。まずは筋力を作る。3か月~半年をかけて、下半身を作り直します。時間をかけるのは、遠回りではなく安全策です。

復帰のための手術は、もうしないと決めた

過去に「損傷したら手術をしたほうがいい」と書いておいてあれですが、私はもう「復帰のための手術」はしない予定です。

理由はシンプルで、次に手術をするなら、半月板の除去になる可能性が高いからです。

もし手術をするとすれば、それは「引退するとき」だと思っています。

半月板が本当にどうしようもなくなって、私生活に影響が出るような事態になれば、当然手術を選びます。でも、そうならない限りは手術をしない。そう決めました。

もちろん、今後どうなるかは分かりません。状況が変われば判断も変わるかもしれない。

ただ、今の時点では「できる限りのことをしてみる」ほうに賭けたいんです。

前回のロッキングで、半月板が完全にダメになったわけではないと思っています。実際、ロッキングの症状も軽かった。ここで諦めるのは、もったいない気がします。

そんなわけで、もう少し、お付き合いください(笑)

崖っぷちだと思っていたのに、さらに追い込まれた

それにしても、もともと崖っぷちだと思っていましたが、さらに追い込まれるとは思っていませんでした。

励ましてくれたのは先輩なのですが、なかなかの鬼っぷりです。追い込み方がうまいというか、逃げ道を消してくるというか。

今回の記事は、正直まとまりがないと思います。すみません。

前回があんな終わり方だったので、「とにかく何か書いたほうがいい」と思って書きました。心配してくれている人も……いるかもしれないので(笑)

次はもう少し整理して、筋トレの方針や、復帰までの考え方も含めて書きます。

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